ソラマメの窓

cerebellu3.exblog.jp
ブログトップ

["ぼ〜っ"とできるって凄い]

b0335110_17123454.jpeg
「最近☔️ばかりですが、身体大丈夫ですか ? 」

停留所でバスを待っていると、遠くの方から、足早に50代ぐらいの痩せた女性がやって来ました。しきりにバスの運行表を見ているので
「バスが来るまであと15分くらいですかね〜」
と言うと、特にこちらには何も言わず、小声で独り言をいっています。
駅までは普通に歩いても15分で着きますから、バスを待っているのはもどかしいのでしょうか。ふと見ると、もう駅に向かって歩き出しています。
私は久し振りの外出なので、待ち時間は全然気にならず、外の空気が楽しくてキョロキョロしていました。
バスが来て乗っていると、次の停留所から、さっきの女性が乗ってきました。一区間歩いたところでバスが来たので乗ったのかな、と思ったら座席にも座らず落ち着かない様子で、一区間だけ乗ってまた次の停留所で降りていってしまいました。窓から見ていると駅の方に向かって歩いていくのです。
きっと、精神的に何かに急がされているようで、常時余裕がないのでしょう。
私も倒れてからしばらくは、電車に乗ると、乗ったすぐから降りる事を考えていました。
右足がまるでマリオネットの足のようにふらふらしていたころです。どうにか右足は下ろすとつっかい棒の役目を果たすので、立ってはいられるのですが、座ってしまうとドアまで歩くのが(信じられないでしょうが)むづかしいのです。ですから、いつもドアの前に立っているのですが、混んできて間に人が立つと、怖くて、どう動こうかばかりをずーと考えてしまうのです。乗車から下車までの間に、他に全く何も考える余裕がないのです。つまり、脳の配線の損傷によって、余裕という隙間が無くなっているのでしょう。
今は、ふと気がつくと降りることではなく、別な事を考えている自分に気が付き「あれ〜」と思います。
現実から離れて何か違う事を考えてしまうのも、"ぼ〜っ"とできるのも、脳の配線の凄さなのかも知れませんね。



[PR]
by no-shukkettsu | 2016-09-22 17:33 | Comments(0)