ソラマメの窓

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[「モリー先生との火曜日」から]

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 掃除をしながら、引き出しをゴソゴソしていたら、15年程前に読んだ本が出て来ました。

 ミッチ・アルボム=作、別宮貞徳=訳の「モリー先生との火曜日」という本です。

ふと見ると、昔つけた付箋がそのまま付いていたので、そのページを開けてみました。すると毎週火曜日自宅のベットサイドで1対1の授業を受け始めたミッチが「先生、もし申し分なく健康な日が一日あったとしたら、何をなさいますか?」と質問しているところでした。

モリー先生はALS(筋萎縮性側策硬化症)に侵されていたのです。先生の答えは、そのまま本から抜粋します。

「そうだな……朝起きて、体操して、ロールパンと紅茶のおいしい朝食を食べて、水泳に行って、友だちをお昼に呼ぶ。一度に二、三人にして、みんなの家族のことや、問題を話し合いたいな。お互いどれほど大事な存在かを話すんだ。

それから木の繁った庭園に散歩に出かけるかな。その木の色や、鳥を眺め、もうずいぶん目にすることのできなかった自然を身体の中に吸収する。

夜はみんなといっしょにレストランへ行こう。とびきりのパスタと、鴨と- 私は鴨が好物でね。そのあとはダンスだ。そこにいるすてきなパートナー全員と、くたくたになるまで踊る。そしてうちへ帰って眠る。ぐっすりとね」

このモリー先生の言葉を本から写している最中も、私の涙腺は開きっぱなしです。15年前も泣きましたが、今はその思いがよりいっそう分かるだけに大泣きです。

昔つけた付箋は、私への、過去からの質問でもありますね。

大切なものはモリー先生の答えの中にあります。

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by no-shukkettsu | 2015-04-29 15:48 | Comments(0)