ソラマメの窓

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[犬は正直]

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  仕事の帰りはいつも駅まで50分かけて歩いていました。普通だったら20分の道程なのですが、右足が思ったところに落ちていかない歩き方の私は、とても時間がかかったのです。

頭から、顔から、胸から、たくさん汗が出て来て、本当はもうやめたいと思いました。しかし、足は動きにくいけど、動かさなければ、筋肉が細くなっていくのではないかという不安の方が大きかったのです。

 毎日ほぼ同じ時間に、同じ道を通るので、同じ人に出会います。夕方なので、遊んでいる小さな子供達や犬の散歩をしている人が多くいます。

その人達の側を通り過ぎる時、大人は私にぶつからないように、止まっていたり、大きく回って道を開けてくれたりします。小さな子は不思議そうに私を見ています。ただ、犬は私の歩く音が「ドタッ、ドタッ」とするので、危険だと思うらしく、強い力で飼い主を引っ張り、私のほうに向かって吠えるのです。一緒にいる飼い主のほうが、あわてて吠えないように犬を叱ったり、リードを引いたりします。

かえって、私の方が申し訳なくて「ごめんなさい。」と思います。

しかし、日を追うごとに歩き方が変化してきて、音が小さくなっていくと、犬は気にはなるようですが、少しの間危険は無いかと見ているだけで、吠えなくなったのです。

本当に、子供と犬は正直ですね。


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by no-shukkettsu | 2014-07-29 17:21 | Comments(0)