ソラマメの窓

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[院内ラウンド]

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病院の中を移動する時は歩行器を使わないと転倒の危険性があるので注意されます。  

病室が同じで、脳梗塞を起こしたSさんと友達になったので、一緒にリハビリのため病棟を1日4周していました。

朝食が終わり、少し経つとお互いに「行こうか。」と言い合い、歩行器に移動します。部屋を出るとナースステーションです。「おはようございます。」の挨拶の後に「定期のラウンドですね。」と看護師さん達に言われます。

廊下では、杖を突いて歩いている人、車椅子の人、今日の入院なのだろうかそわそわした面会人、置いてあるだけの空っぽのベッド、処置カートをせわしなく押していく看護師さんなどに出会います。しばらくすると、言語療法士の部屋の脇にさしかかります。Sさんは言語療法を受けているので、口のあけ方、舌の動かし方、声の出し方などを詳しく教えてくれます。また、何曜日にどんな先生が来るのかなどを話してくれるのです。

言語療法士の部屋を曲がって少し行くと、私達の部屋の反対側に出ます。そこには大きな窓があり、午後は長いカーテン越しに夕日が見えるのです。いつも、私とSさんは窓のそばで5分ぐらい一休みします。少し先には公衆電話があり、携帯電話を使用しても良いエリアもあります。時々電話している人にも出会い、少し耳をそばだてたりします。

1回2周を朝と夕方に行うことに決めているのですが、1周するととても疲れます。でもこのラウンドがないと、病人とはいえ、生きている世界がさらに狭くなるように感じて怖いのです。

たまに廊下の横2メートルほどを歩行器なしで自力横断してみます。

「何も使わずには歩かないこと。歩く場合は必ず歩行器を使うこと!」と注意されます。


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by no-shukkettsu | 2014-07-17 15:38 | Comments(0)