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ソラマメの窓

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["杜甫の絶句二首"より]

[\"杜甫の絶句二首\"より]_b0335110_12534080.jpg
梅雨ですね〜。
今回も"杜甫の絶句二首"から一首です。
前回こちらを先に出せば良かったですね。
遲日江山麗 (ちじつ こうざんうるわし。)
春風花草香 (しゅんぷう かそう かんばし。)
泥融飛燕子 (どろとけて えんしとび、)
沙暖睡鴛鴦 (すなあたたかにして えんおうねむる。)
"うららかな日差しをあびて、山も川もうるわしい。春風に吹かれて、草や花がかぐわしい。凍てついていた土もすっかりゆるんで、ツバメは飛び交い、河原の砂もあたたまって、オシドリが眠っている。"
という意味だそうです。
(いつも、岩波書店の「中国名詩選」を参考にさせていただいてます。難しくてパソコンで漢字を見つけられない時もあります。)

蚊に刺される時期がきました。
速く歩けない私は、外に出る時、花や草がある所を5mぐらい通るのですが、その間に少なくても3箇所は蚊に刺されてしまいます。蚊も必死です。すぐに「獲物が来た〜」とわんさか寄って来ます(≧∇≦)。
それで、今年は庭に2箇所、今回の写真のように蚊取り線香を置くことにしました。
煙や臭いが苦手で今まで使わなかったのですが、使ってみると以外に大丈夫でした。
それに、その効果たるや素晴らしいもので、蚊取り線香を焚いている間は蚊に刺されません。(終わったものをかたずける時は、刺されます(^^;)。)
蚊取り線香は、渦巻き2つが一緒になっていて、使うときにはずしますよね。
今まで気づきもしませんでしたが、右手の力加減が上手くいかない私は、中心の部分を強く押しすぎてポキッと折ってしまう時があるのです。
箱の後ろに"渦巻きのはずし方"の説明が、絵入りで書いてあるのですが、右左の指のつまむ力が均等じゃないと上手にはずせません。
渦巻きは、元々丸く平らな線香を、運搬中折れてしまわないよう、微妙な溝の深さにプレスしあります。これは、すごい技術だと思います。でも、私がそれをバラして2つにするのは、とても難しく、細心の注意を払わなくてはならないのです。
生活の意外な所に落とし穴があるんだなぁと感心してしまいます。
今年からは、この優れものの蚊取り線香は手放せません。ですから、指のリハビリだと思うことにしてます(=^ェ^=)。
蚊取り線香の上の方にある紫陽花は、日々色が変わって梅雨時の楽しみですね。

いつも、漢詩の字を見ていると、すごいなと思います。
今回の詩も、わずか20個の字で、春の表情をたくさん表していますね。




by no-shukkettsu | 2017-06-14 22:05 | Comments(0)